Royals Note 1/12/2014

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

年末年始の話題をまとめて。

- 2013 Major League Athletic Training Staff of the Year -
Professional Baseball Athletic Trainers Society (PBATS)の会員による投票で、ロイヤルズのメディカルスタッフが2013年のMajor League Athletic Training Staff of Yearを受賞。

代表して賞を受け取ったヘッドアスレチックトレーナーのNick Kenneyは現在43歳。
KenneyはInternational Hockey Leagueのシンシナティ・サイクロンズで7年間トレーナーを務めた後、シンシナティ・レッズ(2003-04)、クリーブランド・インディアンス(2005-09)のアシスタントトレーナーを経てロイヤルズのヘッドアスレチックトレーナーに就任。4年目となる2013シーズンには選手層が厚いとは言えないチームにおいて長期離脱する怪我人を殆ど出さず、10年ぶりの勝ち越しに大きく貢献した。

- Minor League Transactions -
Jason Donald, Melky Mesa, Ramon Hernandezの3選手とマイナー契約。
3名とも招待選手としてスプリングトレーニングに参加する。

Jason Donaldは2006年にフィリーズからドラフト3順目で指名を受けプロ入り。
2009年にはBaseball America誌のプロスペクトランキングで全体69位の評価を得るが、29歳となった現在までメジャー経験は603打席(.257/.309/.362)と期待を裏切った形。2013年はシーズンを通してレッズ傘下AAAでプレーし、78試合の出場でスラッシュラインは.218/.268/.319に留まった。内野の複数ポジションでプレーができるのでユーティリティーとしてEmilio Bonifacioのバックアップということになるだろうが、同タイプは40-man内にPedro CiriacoやChristian Colonが入っておりライバルは多い。Bonifacioの放出や怪我がなければ2014シーズンはOmaha(AAA)で過ごす事になるだろう。

外野手のMelky Mesaは2003年に16歳でヤンキースとアマチュアFAでサイン。
2012シーズンにメジャーデビューを果たすが出場は3試合に留まる。翌2013シーズンも5試合のみと出番を得る事はできなかった。Mesaのツールはスピードとアームの強さ。25-manの当落線上にいるJarrod Dyson(out of options)の放出があればプロフィール的には代わりを務める事ができるかもしれない。ただし、マイナーでの8シーズンで.246/.313/.438とバッティング面で課題があり、仮にDysonの放出があってもJustin Maxwellを押しのけて25-man入りするのはハードルが高いか。もちろんDysonがチームに残った場合はデプスとしてOmaha(AAA)でシーズンを過ごす事になるだろう。40-man入りを目指す際にはGorkys Hernandezあたりがライバルになるだろう。

オールスター経験のあるRamon HernandezがBrett HayesやFrancisco Penaに取って代わってSalvador Perezのバックアップを勝ち取る可能性はあるだろう。2013シーズンはキャリア最低の17試合の出場に留まり、37歳という年齢から多くを期待するのは酷だが、ベネズエラのウインターリーグでは22試合67打席で.328/.425/.433というスラッシュラインに加え、先日はグランドスラムを放つなど元気なところを見せている。同リーグに監督として参加しているPedro GrifolもHernandezを評価しているようだ。ディフェンス面を重視するならHayesという事になるが、Hernandezを選択した場合はPerezへのコーチングやケアが期待できるだろう。

- Non-Roster Invitees -
先日16名のスプリングトレーニング招待選手が発表された。

・Pitchers: Jason Adam, Scott Alexander, Aaron Brooks, Sugar Ray Marimon
Cory Wade, P.J. Walters, Kyle Zimmer
・Catchers: Juan Graterol, Ramon Hernandez, Adam Moore
・Infielders: Jason Donald, Brandon Laird
・Outfielders: Jorge Bonifacio, Gorkys Hernandez, Melky Mesa, Paulo Orlando

注目はもちろんKyle Zimmerだろう。昨年は右肩に軽い張りを訴えて2シーズン連続でシャットダウンとなったが、終盤にはAAに昇格し4試合に先発登板。18.2IP 5BB 27SO 1.93ERAと潜在能力の高さを伺わせた。ファストボールのレンジは92-97mph, 最速99mphで一足先にデビューしたYordano Venturaにはやや劣るが、これは相手が悪い。むしろ強烈なカーブはVenturaにはない大きな武器。カウント球としてのスライダーはチェンジアップ的な効果をもたらすものの、大目に見て平均レベル。ファストボールでファールを打たせてカウントを整えるゴリ押しのピッチングからの脱却が望まれる。Zimmerには2014シーズンのデビューが期待されるが、開幕から25-man Roster入りの目は大きくないだろう。かなり順調に事が運んだとしてもサービスタイムとの兼ね合いで6月以降の昇格と考えるのが妥当か。

- Brett Hayesは調停回避 -
1年$630Kに$20Kのボーナス付きでサイン。
キャリア5シーズンで148試合.220/.266/.374 9HRとオフェンス面では何も期待できないが、昨シーズンは数少ない出場機会のなかで高い守備力をアピール。Salvador PerezのDH起用も含め、30試合程度はバックアップ捕手に出場機会が与えられそうだが、Ned Yostは守備を重視する傾向が有るのでHayesがバックアップ争いのフロントランナーだろう。

未サインの調停権保有選手はLuke Hochevar, Greg Holland, Eric Hosmer, Emilio Bonifacio,
Aaron Crow, Tim Collins, Justin Maxwellの7名となっている。


最後に、本年が皆様にとって実り多き良き一年でありますよう心からお祈り申し上げます。

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