昨年は選者10人中4名が1位投票をしたAlbert Pujols(DRS10)が受賞。得票ポイント上位10名で複数の1位投票を受けたのはPujolsのみだが、82ポイントでの受賞は過去最も低い数字での受賞となっている。
Adrian Gonzalez (BOS) DRS11/Inn621.1
2009-2011 DRS24(AvgDRS8)・Inn/Avg1370
昨年のFBA第2位。その守備力は健在で今年もアリーグ1B部門でトップの成績を残している。
守備範囲を+/-で見ると、ライン方向への打球には2009年以降一貫して強さを見せている。
一二塁間のレンジは平均的だが、2BのPedroiaが一二塁間に強いので上手くチームで補完できている。過去3年間バントに対するRSは5と現役で最も優れた選手で、特にバントヒットの阻止能力はずば抜けている(被バントヒットAvg.267)。今年もここまで+1とバント処理に対しては平均より優れた処理能力を見せている。ゴロの捕球も上手く、ここまではキャリアで最も高い+9(過去三年のAvgは+4)を記録している。今年127イニング守ったRFの守備はレンジも含め平均以下。
Albert Pujols (LAA) DRS9/Inn666.2
2009-2011 DRS35(AvgDRS11.6)・Inn/Avg1370
2009-2011 DRS35(AvgDRS11.6)・Inn/Avg1370
過去5度のFBA受賞を誇る現役最高の名手。
+/-で見ると2009年までの圧倒的な守備範囲は影を潜めているものの、依然として高位レベルを維持している。2012年のここまでは正面は平均値だが左右(+4,+2)には平均以上。ダブルプレーに対する数値が低下(.680→.524→.308)しているが、移籍初年度という事を考慮する必要があるのかもしれない。これまでの実績を考えればダブルプレーの機会が増えるにつれて改善されていくだろう。グランドボールには強さ(+7)を見せるが、バント処理は平均的(過去3年RS0)。キャリアを通じてGFP/DMEの比率も素晴らしい。例年ほどではないにしろ、今年も+1と上々の数字を残している。
Mark Teixeira (NYY) DRS9/Inn690.0
2009-2011 DRS11(AvgDRS3.6)・Inn/Avg1370
昨年のDRS3に比べ、ここまでは守備面での向上を見せている。
GFPは微増傾向ながら,DMEが減少。安定感が増した事が成績向上の要因か。また、ダブルプレーの数値(.267→.500)も上昇している。トータルなレンジの広さは昨年並みだが、キャリアを通じてTeixeiraは一二塁間に強く今年もここまで+5を記録している。かつてはライン際にも強さを見せていたが、NYYに移籍後は平均よりやや良い程度のレベルに収まっている。
Joey Votto (CIN) DRS5 Inn/723.02009-2011 DRS11(AvgDRS3.6)・Inn/Avg1370
昨年のDRS3に比べ、ここまでは守備面での向上を見せている。
GFPは微増傾向ながら,DMEが減少。安定感が増した事が成績向上の要因か。また、ダブルプレーの数値(.267→.500)も上昇している。トータルなレンジの広さは昨年並みだが、キャリアを通じてTeixeiraは一二塁間に強く今年もここまで+5を記録している。かつてはライン際にも強さを見せていたが、NYYに移籍後は平均よりやや良い程度のレベルに収まっている。
2009-2011 DRS5 (AvgDRS1.6)・Inn/Avg1270
昨年は一二塁間への当たりに素晴らしい強さを見せていたが、今年は平均水準まで降下。キャリアで見てみると一二塁間には強く正面には強く、ライン際には弱い。+/-は昨年ほどではないがGFPを増やしている(過去3年平均63.3。今年はここまで43)のでトータルな収支は維持できている。内野手の送球ミスをカバーできるグラブ捌きは高評価を得ている(Fangraphs/2012 Scp26 Rank3)。バント処理に対してはキャリアを通じて平均的。
Brandon Belt (SFG) DRS4/Inn476.0
2011 DRS2/Inn203
イニング数が少ないながらDRS4を記録。
デビューイヤーと今年をあわせても700イニング未満ながら通産DRSは6。
サンプル数が少なく未知な部分が多いながら、今年はここまでのDRSランク5位に入る健闘を見せている。レンジは一二塁間にやや強く、ライン際はマイナス。正面に強いのは昨年から変わらず。フライやライナーに対する処理は向上を見せている。バント処理でもここまでは高評価。キャリアを重ねてどのような数字が出てくるか楽しみな存在である。
Adam Laroche (WSH) DRS2/Inn666.1
2009-2011 DRS9(AvgDRS3)・Inn/Avg974
昨年は怪我でシーズンを棒に振った影響で375イニング止まりだったが、
2009-2010は1000イニング以上守備に付き、2010年はDRS6を記録。3チームを渡り歩いた2009こそマイナスだがそれ以降の年は安定した守備を見せている。デビュー当初の不安定な守備はもはや過去のものだ。レンジは左右に+2と平均をやや上回るが、正面に対しては弱いところを見せる。ここ数年は安定して一二塁間に平均以上の強さを見せている。GFP/DMEの比率はキャリアを通じて好調で、マイナスを記録したのは2006年(-1)の一度だけ。今年もここまではポジティブな数字(+1)を残している。
Brandon Belt (SFG) DRS4/Inn476.0
2011 DRS2/Inn203
イニング数が少ないながらDRS4を記録。
デビューイヤーと今年をあわせても700イニング未満ながら通産DRSは6。
サンプル数が少なく未知な部分が多いながら、今年はここまでのDRSランク5位に入る健闘を見せている。レンジは一二塁間にやや強く、ライン際はマイナス。正面に強いのは昨年から変わらず。フライやライナーに対する処理は向上を見せている。バント処理でもここまでは高評価。キャリアを重ねてどのような数字が出てくるか楽しみな存在である。
Adam Laroche (WSH) DRS2/Inn666.1
2009-2011 DRS9(AvgDRS3)・Inn/Avg974
昨年は怪我でシーズンを棒に振った影響で375イニング止まりだったが、
2009-2010は1000イニング以上守備に付き、2010年はDRS6を記録。3チームを渡り歩いた2009こそマイナスだがそれ以降の年は安定した守備を見せている。デビュー当初の不安定な守備はもはや過去のものだ。レンジは左右に+2と平均をやや上回るが、正面に対しては弱いところを見せる。ここ数年は安定して一二塁間に平均以上の強さを見せている。GFP/DMEの比率はキャリアを通じて好調で、マイナスを記録したのは2006年(-1)の一度だけ。今年もここまではポジティブな数字(+1)を残している。
James Loney (LAD) DRS1/Inn562.2
2009-2011 DRS20(AvgDRS6.6)・Inn/Avg1294
毎年安定して好成績を残すLADの名手。
一二塁間への打球にはキャリアを通じて強いほうで、今年も+6と好成績。ライン際の打球やバント処理に関しては今年は平均をやや下回っている。毎年好成績を上げて来たダブルプレーの評価点もやや降下。キャリアを通じてGFP/DMEの比率が良いのだが、2012年の前半戦では平均レベル(GFP34・DM10+E4)に留まっている。野手の送球ミスをすくい上げるグラブ捌き(Fangraphs/2012 Scp25 Rank4)や、ファールフライに対する処理の良さも評価されさている。
その他、Gaby Sanchez(Mia)やJustin Smoakなども好調な守備を見せている。2010年のFBA受賞者のDaric Bartonは現在3Aでプレーしており、今期のイニング数も少ないので今回は取り上げなかった。