Game 153 : Royals 2-3 Tigers
No comments
スコア2-3。シリーズの負け越しが決まり、地区優勝へ大きなダメージを受けてしまった。
これで今シーズンのvs. Tigersは5勝13敗。
1-1の同点で迎えた6回裏の攻撃。1アウトからSalvador Perezのシングルヒット、Eric Hosmerのツーベースヒットで2, 3塁の場面。打者のOmar Infanteの打球はセカンドのIan Kinslerの正面に飛ぶライナー。無難に捕球したKinslerは、打球が鋭かった事もありセカンドに送球してダブルプレーを狙う。しかし、このボールが逸れて、3塁ランナーのPerezがホームイン。これで勝ち越しと誰もが思ったが、Tigersのベンチでただ一人、ルーキーのHernan PerezだけはSalvador Perezがサードベースにリタッチしていなかったことを見ていた。
このプレーと判定については、FOXのKen Rosenthalの記事が疑問点も含め、詳しい。
Link - Question for umps: What did you see and when did you see it?
ラインドライブや、フライボールでのランナーのリタッチはレビュー対象外のプレーで、審判の目視によって判定が下されなければならない。Brad Ausmus監督(Tigers)の抗議を受けた審判団がヘッドセットを付けてNYに問い合わせていたのは、あのプレーがレビュー可能かどうかの最終確認をするためだったようだ。
そしてNYから審判団が得た回答は、レビュー不可。
NYからの回答を得た審判団が集まって協議をするが、その音声がFOXのテレビ中継で流れている。
3塁塁審Larry Vanover: Perezはリタッチしていない。誰かそれを観たか?
別の審判: Royalsの1Bコーチ Rusty Kuntzがリタッチしていないように見えたと言っていた。
このようなやり取りがあった後、判定は覆る。
だが、審判団の協議の中でリタッチしていないと言っているLarry Vanoverは見ていなかったと言い切れる。
なぜなら、彼はMax Scherzerのアピールプレーに対して、大きく腕を左右に広げ、セーフのコールをしているからだ。審判団は、球場のビジョンに映されるリプレイ映像を観る事ができない。もし目に入ったとしても、それに左右されてはならない。3塁塁審のLarry Vanoverはそう述べている。
では、判定の根拠は何?
7分30秒あたりから。アピールプレーに対してセーフをコールするLarry Vanover.
プロセスには疑問が残るが、結果として、判定が正しいものに修正された事は良かったといえる。
何より、レビュールールには改善するべきポイントがあることを示したプレーだろう。
後から見れば、このミスで失った1点がRoyalsに重く圧し掛かったゲームだった。
誰よりもゲームに集中していたいたHernan Perezの姿勢がTigersに勝利をもたらしたともいえる。
Notes:
James Shileds: 6.2IP 6H 3R 3ER 1BB 6SO 1HR。ホームでのレギュラーシーズン最終登板。
ゲームを落としたのは、自分達の仕事を出来なかったからだというコメントを残している。
#Yosted? : 2度有った青木 宣親の送りバントについて、ゲーム後のNed Yost監督のコメントによると、1度目はノーサイン、2度目はサインだという。つまり、初回、先頭のAlcides Escobarのツーベースでノーアウト2塁とした場面でのバントは、青木自身の判断によるものだったということだ。青木はゲーム後に、これがRoyalsのスタイルで、我々は常に1点を取るためにプレーしているとコメント。また、打席でそのようなアプローチを採る事を求められているとも語っている。"If you play for one run, that's all you'll get"というEarl Weaverの言葉は、このチームの哲学を皮肉りたい者にとって、未だに有効だ。もっとも、この初回の青木のバント以降、Josh Willingham, Alex Gordonが凡退したので、1点も奪えなかったわけだが…。