- 2013 Winter Meetings -
特に動きのないままウィンターミーティングも終盤へ。
トップターゲットだったCarlos Beltranは先週ヤンキースと3年$45mで合意。
CBSのJon Heymanによるとロイヤルズの提示は3年$40m+だったらしい。元々がヤンキースを希望していた事に加え、この条件提示では勝ち目が無かった。これでDayton Mooreの描いたプランAは消滅。Billy Butlerのトレードも棚上げになったと思いたいところだが、KC STARのBob Duttonによれば「Salvador Perezの膝を保護する意味でもDHはローテーション出来る状態が好ましいだろう」とチーム関係者が語ったというのは注目に値する。もちろんこれが即Butler放出のサインではないだろうが、残り1年+オプションとなっている契約の延長については期待薄かもしれない。
ウィンターミーティング前にはBeltranを逃してなお、Middle-of-the-order batをチームに加えたいとMooreは語っていたが、市場を見渡しても噂のあった中ではNelson Cruzくらいしか残っていない。
しかしながらCruz側の要求も高く、もし仮に獲得に成功したとしても、すでに上限近くにまで達しているペイロールを削減する必要があり、Beltranの時に言われていたのと同様にButlerを放出して2年$20.5mを開放する必要に迫られそうだ。ただし、チーム関係者が集客を含むマーケティング面でもプラスが見込めると語ったBeltranに比べ、すでにPEDでダーティーなイメージが付いているCruzの場合は見劣りするどころかマイナスにさえなりかねない。条件面も含めリスクが大きいだけに、無理をしてサインする必要があるのかは疑わしい。
一方で、Omar Infanteに対する関心は相当大きいようだ。
チームのニーズとして2BはベテランスターターとMiddle-of-the-order batに値するRFに次ぐ3番目のポイントだった。現在31歳のInfanteはタイガースのユニフォームを着て2013シーズンを過ごし、118試合476打席に立って.318/.345/.450という成績。過去5シーズンを振り返っても打率.300以上を3度記録しており、コンタクトレートの高いところなどはチームにフィットする要素を持っているが、キャリアを通じて5.4BB%という点はマイナス材料。ロイヤルズは4年$32m程度の条件提示をしたとされているが、Robinson Canoを失ったヤンキースも獲得に乗り出しており簡単にはいきそうにも無い。Infante自体は悪くない選択だが、4年は長いしペイロールの話も絡んでくる。さすがにButlerをという話にはならないだろうがサラリーダンプをする必要は出て来るだろう。真っ先に名前が挙がりそうなのはリリーフ陣だが、チームはWill Smithを手放した事もあって、これ以上ブルペンを切り崩す事には消極的なようだ。ただ、これも噂があるJason Hammelのようなベテランスターターをもう一枚チームに加える事が出来た場合は状況が変わってくるのだが、その場合も金の話は付いてくる。とにかくネックは上限の迫ったペイロール。金、金、金。
サインできるかどうかは別にしてInfanteはMiddle-of-the-order batでは無い。
青木の獲得は良い動きだったが、やはり大きいのが打てる打者をもう一枚加えたいところではある。しかしペイロールの問題は複雑で、方向転換を迫られたMooreのプランBはハッキリしない。どうにもNed Yostのインタビューを聞いていると、例によってチーム内から解決策を見出すという方向へシフトしつつあるように思えてならない。Eric HosmerやMike Moustakasらのアップサイドへの期待や、Alex Gordonを中軸(おそらく5番)に据える事で問題の解決は可能という決着に落ち着きそうな匂いがする。
最後になったが、Ned Yostがインタビューで2014シーズンのローテーション候補にLuke HochevarとWade Davisの名前を挙げていたという信じたくない話も伝わってきている。
Royals Note 12/12/2013
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