Royals Minor League Report 8/29/2013


今日はRecapではなく、傘下に関する幾つかの話題を。

・Arizona Fall LeagueのPreliminary Rosterが発表。
Royals傘下からは以下の選手が参加することになった。

RHPs / Jason Adam (AA:25G 25GS 137IP 149H 52BB 122SO 5.45ERA)
           Angel Baez (A+/Rk:13G 10GS 46.1IP 44H 30BB 45SO 3.50ERA)
           Malcom Culver (A+:38G 83IP 52H 31BB 74SO 4S 2.82ERA)
LHP  / Noel Arguelles (AA/Rk:27G 13GS 74.1IP 74H 55BB 49SO 5.69ERA)
IFs   / Orlando Calixte (AA:118G 514PA .246/.304/.368 8HR 37BB 130SO 14SB 10CS)
          Cheslor Cuthbert (AA/A+:120G 503PA .252/.321/.397 8HR 46BB 84SO 4SB 2CS)
OFs  / Jorge Bonifacio (AA/A+/Rk:88G 374PA .298/.372/.429 4HR 38BB 69SO 3SB 3CS)
          Lane Adams (AA/A+:126G 528PA .271/.360/.425 12HR 60BB 107SO 36SB 6CS)
※カッコ内は2013年成績。

投手で注目はやはりJason Adamだろう。
2010年のドラフト5順目でBlue Valley Northwest HSから入団以降、順調にステップアップし、2013シーズン前にはBaseball America誌で傘下8位の評価を得た。しかし今期、蓋を開けてみれば球速の落ち込みなどもあり、著しく精彩を欠くシーズンとなってしまった。プラス評価のカーブに加え、チェンジアップを持ち球とするが、最近覚えたスライダーを上手く生かせれば輝きを取り戻すことも不可能ではない。

この中では唯一40人枠入りしているNoel Arguellesだが、かなり厳しいシーズンが続いている。
2010年にキューバから亡命しRoyalsと契約後、早々に肩の手術を経験。これが尾を引いているのか、最初のシーズンとなった2011年こそA+で104IP 5.5SO/9 2.1BB/9 3.20ERAと一定の数字を残したが、2012~2013シーズンはコマンドに難を抱えBB/9は5.0, 6.7と悪化の一途を辿る。奪三振も思いのほかとれずK/BBも1を割り込んでしまった。アスレッチックなタイプで、プラス評価のファストボールとカーブ, スライダー, チェンジアップを持ち球とし、2010年当時にドラフトに掛かっていれいればトップピックは間違いないとDayton Mooreはコメントしていた。怪我があったとはいえ、今のところ完全に期待はずれで、$6.9mの価値は全く見出せていない。

野手に目を移すと傘下でも期待の大きい選手が揃っている。

傘下ベストヒッターのJorge Bonifacioは言うに及ばずだが、この中ではLane Adamsのブレイクに期待したい。2009年にドラフト15順目指名を受けてRed Oak HSから入団したAdamsは現在23歳。HS時代はバスケットボールの選手としても有望だったアスリートタイプの選手で、守備ではスピードを生かしたレンジの広さとアームの強さを併せ持つ。ポジションはCFメインのキャリアを歩んできたが、AAではBrett Eibnerがいる事もあってRF中心の起用。オフェンス面では今シーズン127試合で103SOが示すとおりコンタクト面で荒さを見せるが、15HRが見込めるパワーと今期30+SBのスピードは魅力。今シーズンはAAで1試合3HRを記録するなど、ブレイクの兆しを見せているだけにAFLでも目が離せない。

Cheslor CuthbertとOrlando Calixteも傘下ではトップ10クラスのプロスペクトだが、共に今期はAAで足踏み状態。特にWBCのニカラグア代表としてもプレーしたCuthbertのISO.151(AA)は、3Bとしては(キャリアの.122に比べればマシだが)かなり物足りない数字と言わざるを得ない。現状ではHRというよりもダブルを多く打つ(今期37本)タイプに見える。ただし年齢的には依然20歳という事もあり、今後の成長に期待は持てる。ディフェンス面を見るとアームは素晴らしいものを持っているが、守備範囲は狭い。このあたりはポジショニングで改善されるのかもしれないが、Hunter Dozierとの兼ね合い次第ではC/OFへのポジションチェンジもあるのかもしれない。傘下の3Bが薄い事もあり、このまま留まってくれる事を願ってはいるが・・・。

傘下のSSではMondesiに評価を独占され気味のCalixteだが、まだ21歳と若く、AAでプレーしている事を考えれば彼もまだ捨てたものではない。一番のネックとなるのが荒すぎるアプローチ。打席では度が過ぎる積極性ばかりが目立ち、アンヒッタブルなボールに手を出して凡退するシーンが多すぎる。ただ、こういったタイプの選手が、いきなりガラッとアプローチを変えるという事はあまり期待できないので、せめてコンタクト面だけでも改善されれば十分に上を狙える素材ではある。拙くはないが、やや安定感に欠けるSSの守備も改善の余地あり。Escobarの契約が2017年まで残っており、世代的に見ても上にはほぼMLBへの準備が整っているColon、下には10代のMondesiとGaspariniが控えているので、その間に挟まれたCalixteがトレードの駒となる可能性は捨てきれないか。

AFLは10月8日に開幕する。

・台湾で開催される18U Baseball WorldCupにMarten Gaspariniがイタリア代表として参加。

・Lexington(A)に所属するDaniel Stumpfが, South Atlantic LeagueのベストLHPに選出。
今期のStumpfは24GS 133.2IP 101H 46BB 114SO 3.03ERAという成績。
2012年にドラフト9順目で入団の22歳。2011シーズンはリリーフとして19試合に登板して1.55ERAの成績を残し、今期から先発に転向。7月には7イニング制ながらもノーヒッターを達成するなど充実したシーズンを送っていた。あまり肘を使わないカタパルトデリバリーからlow-90sのファストボールとチェンジアップ、カーブが持ち球。チェンジアップはまずまず使える水準にはありそうだ。コマンドと駆け引きで勝負するタイプのLHPで、ファストボールの球速も意図的に変化させる。所謂"技巧派"左腕。LHPは傘下でも手薄なので、来期以降の更なる飛躍が望まれる。

・Samir DuenezがDHとしてArizona Rookie LeagueのAll-Star teamに選出。
2012年のInt.FAで$425,000のボーナスを得てRoyalsとサインした17歳の左打ちの三塁手。
主なツールはパワーとアーム。打席では積極的に打って行き、スイングはアッパー気味との事で、これらが上のクラスでプレーするにあたって障害になるかもしれないとのレポートもある。
今シーズンは47G 199PA .294/.337/.380という成績を残していた。

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