Duffyをスキップさせてまでマウンドに送ったChenだが、4.1回で6失点と期待に応えられず。
初回にGordonのシーズン初エラーが絡むやや不運な形で1点を失ったが、トータル7安打2四球1HRではどうにもならない。
Chenの前回登板はこの日と同じくTigers戦で、7回2失点というほぼ完璧な内容だった。
Brooks Baseballで前回と今回の間にどのような違いがあったのか。いくつかに絞って見てみよう。
ピッチセレクションは全体の42%だったファストボール(フォーシーム&シンカー)をシンカーのみの24%に抑え、チェンジアップの比率を倍増(17%→35%)させるなど工夫を凝らしたのだが実らなかった。
数を増やしたシンカーのゴロ率は100%から0%へ。ムーブメントは全体的に小さくなった。 [ H, V ]
それではシンカーのBIPはどうだったか? ラインドライブ率が0%から100%。前回と完全にあべこべ。
Austin JacksonとMiguel Cabreraに打たれたダブルは、共にその後の失点へつながっている。
平均球速は軒並み減少。ゲーム後に自分のピッチングが出来なかったと語っているので、意図した物ではないのかもしれない。シンカーとチェンジアップの急速差は変わらず9mphだが、チェンジアップのV-Movementは7.32から8.63へと上方向へ増加している。Fielderに2ランHRと6点目のタイムリーを打たれたのはチェンジアップ。Austin Jacksonにもグランドルール・ダブルを打たれて失点のきっかけに。
単純にはいえないが、今回の登板ではシンカーとチェンジアップのBIPが多くの失点に繋がっており、カーブとスライダー(カッター)はそれぞれ被安打1ずつ。BIPで失点に繋がったのは1度だけ。
ロケーションマップを見ると、甘いゾーンに入っているのもシンカー(SI)とチェンジアップ(CH)だった。
オフェンスはTigersを上回るランナーを出したものの、長打の無さに泣いた。
ただし今日も上位1~5番は全員ヒットで、RBIとRも全てこの5人で上げるなど好調をキープ。
#TheHuntForBlueOctober
RaysがTwinsを下したことで2ndワイルドカードまで3.5ゲーム差。
もう本当に負けられない明日のゲームは、Ervin SantanaとDoug Fisterのマッチアップ。
今シーズンFisterとは4度の対戦があり、26.2IP 12R .306/.336/.417 2HR 6XBHという成績。
22PA .316/.409/.474 1HRのHosmerと、22PA .318/.318/.500 1HRのMoustakasがキー。
Ervin Santanaが最も気をつけるべき相手はPrince Fielder。
15PAとサンプルは少ないが .462/.533/1.231 3HRとかなり打ち込まれている。
特にSantanaのアウトピッチであるスライダーに対しては vs RHP BAA.316 SLG.737 4HRと良い数字を残しているのが厄介だ。ベルトから膝元あたりのインコースは危険地帯。過去の対戦(右図)では外を多く使ってはいるものの、スライダーはやはりインローが多い。間違ってもゾーンには投げないことだろう。
Etc.
・今日のブルペンはBueno, Coleman, Josephの3人が3.2IPをパーフェクトリレー。
Bueno 2SO, Coleman 2SO, Joseph 3SOと内容も申し分なし。特にMiguel Cabreraを全てボールになるスライダー3球で三振にしとめたColemanは見事だった。・Billy Butlerはこのゲームでキャリア1,000試合出場を果たした。
Links
・Lineup - @Royals ・Video Highlights - MLB.com
・Game Graphs & Box Score - Fangraphs ・Bruce Chen PitchFx - Brooks Baseball

