Royals Today 7/31/2013


デッドライン間際のRoyalsの動きは小さいながらも、インパクトを残すものだった。
もちろん我々Royalsファンにとっては、悪いインパクトだが。

Justin MaxwellとKyle Smithのトレードが成立。

29歳のMaxwellは今シーズン40試合に出場して.241/.311/.387 2HRという成績。
2年前にWSHからDFAされたこの外野手に対して、Dayton Mooreは傘下A+で順調なシーズンを送っているKyle SmithをHOUに見返りとして差し出した。

Smithは2011年のドラフト4順目でRoyalsに入団。90 mph程度のファストボールとプラス評価のカーブ、平均レベルのチェンジアップを持ち球とし、昨シーズンはRkとAで14試合に先発登板し、2.86 ERA 12.2 SO/9 2.6 BB/9 4.67 K/BBと優秀な成績を残した。20歳になった今シーズンはA+で19試合に先発。ファストボールの球速がやや減少したこともあってか、SO/9こそ8.3と落ち込んだが、2.85 ERA 3.31 K/BBと安定感のある投球を続けていた。シーズン前のBaseball Americaの傘下プロスペクトランキングでは12位の評価を得ている。6-0/167というフレームに加え、球速低下が放出に踏み切らせた要因と考えられる。

40人枠に入っているOFがマイナーに居ない事もあり、OFの補強は想定されていたし、2012年に18HRしたパワーとキャリア1538.1イニングで+9DRSという守備力は悪くは無いが、Kyle Smithを差し出してまでMaxwellを欲しがった事には大きな疑問が残る。キャリアの vs LHP は.253/.370/.455 .824 OPSと良い数字を残しているが、左を苦にしない(.298/.320/.447)Loughを差し置いてまでプラトーンで起用する意味も感じられない。もしプラトーンプレイヤーを求めていたのなら、今はSFGにいる"あの外野手"で良かったのでは? Cainの怪我の状態次第では25人枠入りもあるだろうが、マイナーのデプス強化というのが獲得の意図だろう。正直に言ってこのトレードを断行するぐらいなら、まだAAAで2試合しか出場していないとはいえ、素晴らしいシーズンを送っているBrian Fletcherを40-manに抜擢(守備に問題があるにしても)すれば済む話ではないだろうか。もしCainの怪我の状態が優れず、DL入りさせるため慌ててOFの補強に走ったというなら間抜け以外の何者でもない。

その他では、Ervin Santanaの放出や2Bの補強は無し。概ねチームをキープする形でデッドラインを向かえた。7連勝で勝ち越しを1つ作ったチーム状況はとても良い感じだが、依然として地区首位までは7.5ゲーム差を付けられている。ワイルドカードは5ゲーム差で、チャンスが無いわけではないが、2番手のBALまでの間に3チームを挟んでいるので簡単な仕事ではない。Santanaとの契約延長が出来ず、さらにプレーオフを逃がした場合、Royalsが得るものは2014年のドラフト指名権のみとなる。それは別に悪い事ではないが、MLBへの準備が出来ている選手を含む複数のプロスペクトを得るチャンスを逃がした事には失望を感じる。

開幕前には.500のシーズンになれば上出来だと考えていたし、今もそれは変わらない。でもそれは、2014年に向けた動きがどれだけ取れるかも含めての話だ。残念ながらその動きは無いままにデッドラインを迎えたわけだが、それでもオフには2BとOFの補強に動くだろうし、恐らく抜けるであろうSantanaの穴も埋めなければならない。ローテ入りを期待されるVenturaやDuffyは相変わらずピッチカウントが多すぎるし、Zimmerは早くてもシーズン途中からだろう。FAで野手を獲得するほどの資金があるとは考え難く、トレードでマイナー組織はまたダメージを受けるだろう。しかし昨オフに動いた事で、すでに賽は投げられている。少なくとも2014年までは、Dayton Mooreの任期が切れるまでは、プッシュし続けるしか道は残っていない。

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