Royals 2013 MLB Draft Results 1-10th Round

Draft Link: 11-40th Round / 契約状況 - Baseball America

CBラウンドで指名したManaeaとのサインに漕ぎ着けられるかどうかが、今ドラフトの評価を左右するといっても良いだろう。全体8位のDozierをはじめアンダースロットでのサインが見込める指名を多くしているので、オーバースロットが想定されるManaeaやHopeと契約するための資金面はそれほど心配は無いはず。全体的には傘下で手薄なC/INFやCを多く指名。バランス的には良いといえるだろう。怪我やコマンド難で伸び悩むプロスペクトが多い傾向にあるLHPも8人指名しているので何人かはモノにしたいところ。

ここでは1-10順目までの指名を振り返ってみる。

1順目(全体8位): Hunter Dozier SS 6'4"/220 8/22/1991 Stephen F Austin  [ Video ]
Drew Stubbs並みの体形でJeff Kentのようなプレーをすると評されるSSを1順目でサプライズ指名。
Jrのシーズンで.396/.482/.755 17 HRを記録。打席でのアプローチに対する評価が高く、チームに欠けている要素を満たしてくれる可能性を秘めた素材。パワー面は20-25 HRを見込めるとの評価で、逆方向への打球もある。バットスピードは速く、ヘッドのコントロールにも優れている。サイズは6'4"/220。スピードは良くて平均レベルだが、ベースランニングのスキルは持っている。投手として91-93 mphを記録するなどアームの強さも高評価。将来的には2Bか3Bでのプレーを見込まれているが、キャリアのスタートはSSでプレーさせることをアシスタントGMのJ.J. Piccoloは示唆している。現状はSSの人材がダブつき気味で、ポジションの変更はむしろ歓迎できる要素。ドラフト前の評価はBAで39位。アンダースロットでの契約が濃厚。

CB(全体34位): Sean Manaea LHP 6'5"/215 2/1/1992 Indiana State  [ Video ]
昨夏のCape Cod Leagueで51.2回を投げて85奪三振、出したランナーはわずか28人という素晴らしいパフォーマンスを見せて一気にブレイクしたアスレチックなLHP。ファストボールは最速96 mphを計測。ただし、今春は股関節や肩の怪我の影響などもあり球速は落ち込んでいる。スタミナ面にもやや不安有り。持ち玉はスライダーとチェンジアップ/スプリット。セカンダリースタッフのスライダーは一貫性を欠くものの、良い時には素晴らしい武器になる。チェンジアップ/スプリットは良くて平均レベル。アームスロットは3/4でメカ二クスはMadison Bumgarnerに少し似た形。健康ならDavid Priceとも比較される素材で、本来はトップ10ピックが確実と言われていたが、前述の怪我の影響でこの位置まで残っていた。高いリスクを伴う指名だが、昨夏のバージョンが本来の姿ならば間違いなく良い指名となる。契約はオーバースロット確実で代理人はScott Boras。

2順目(全体46位): Cody Reed LHP 6'5"/220 4/15/1993 NW Mississippi CC
6'5"/220の大柄なLHP。92-95 mphのファストボールがあり、デリバリーはクリーン。
スライダーとチェンジアップはともに平均レベルだが、今後向上する余地は十分ありそうだ。今シーズンは73.1 IPを投げて96 SO/40 BBでコマンドには課題あり。フレッシュマンのシーズンにはノーヒッターも達成している。BAのドラフト前の評価は104位。Mississippi大へのコミットメントがあるが、1順目のDozier同様、契約額はアンダースロット濃厚。

3順目(全体82位): Carter Hope RHP 6'3"/195 2/5/1995 Woodland HS (TX)  [ Video ]
6'3"/195という細身の体から平均90-92 mph、最速では95 mphというレポートもあるポテンシャルの高いRHPを3順目で指名。スピンの効いたカーブは今後の取り組み次第で大きな武器になる。動きのあるチェンジアップも持ち球の1つ。リリースポイントの改善が課題とされている。3Bでもプレーしていたが、シーズン初戦のKlein Collins HS戦でノーヒッターを達成したことで投手として注目を浴びることになった。
今シーズンは52.1 IP 71 SO/16 BB 1.34 ERAという成績に加え、9度の先発登板で完封が3つある。Marlins傘下でプレーするMason Hopeの弟。Oklahoma State大へのコミットメントがあるが、本人は指名に対してかなり興奮しているとコメント。傘下でプレーしているBryan Brickhouseの後輩で、指名順位も同じ。

4順目(全体114位): Zane Evans C 6'2"/209 11/29/1991 Georgia Tech  [ Video ]
95-96 mphのファストボールとプラスのスライダーがありリリーフ投手としても評価されていた素材だが、キャッチャーとして指名。ブロッキングとフレーミングは高評価。POPのレンジは1.9-2.0 sec。フットワークに対して若干疑問視する意見もあるが、全体的にはソリッドな捕手になれる素材。バッティングではインコースのボールに対しての対応が上手く、引張ってのパワーも十分で、逆方向へも運べる。スイングスピードはまずまず速い。選球眼が良く、アベレージもそこそこ見込める。傘下がやや手薄なこともあり捕手での指名となったが、将来的には投手転向もありえるとのレポートも。

5順目(全体144位): Amalani Fukofuka OF 6'1"/180 9/25/1995 James Logan HS (CA)  [ Video ]
Baseball AmericaのTop500にも入らない評価の選手を5順目で指名したのは、アンダースロットでサインできる可能性が高いからだろう。アメリカンフットボールのワイドレシーバーとしても活躍するアスリートタイプの選手で、まずまずのスピードと平均以上のディフェンスを期待できる素材。将来像はギャップを抜くパワーを持ったリードオフタイプの選手。ただし、バッティング面では学ぶことが多く、サインしたとしても2年はルーキークラスでのプレーになるだろう。Chabot (Calif) JCへのコミットメント有り。

6順目(全体174位): Luke Farrell RHP 6'6"/210 6/7/1991 Northwestern [ Video ]
Red Soxの監督John Farrellの息子を6順目で指名。恵まれた環境を生かし、父親はもちろんの事、Curt Schillingからはチェンジアップを教わり、Clay BuchholzとJohn Lesterからカッター、Josh Beckettからはカーブを学んできた。ファストボールは88-92 mphとスピードには欠けるが、Baseball IQが高く、プレートの使い方や打者のバランスを崩す投球術が評価されている。6'6"/220のフレームから良いアングルでゾーンに投げ込め、コマンドに対する評価も高い。2009年と2011年の2度にわたって首に出来た良性の腫瘍を摘出する手術を受けるという逆境を跳ね返し、健康な状態で迎えたシニアのシーズンはBig 10カンファレンスで84.1 IP 80 SO/26 BB 2.13 ERAという成績を残した。

7順目(全体204位): Kyle Bartsch LHP 5'10"/210 3/10/1991 University of South Alabama
シニアのリリーフ左腕を指名。ファストボールのレンジは89-92 mphで平均レベルのブレーキングボールを持つ。今シーズンは26 IP 35 SO/11 BB 3.12 ERAで12 SVを上げた。6順目のFarrell同様、シニアなのでサインに時間は掛からないはず。順調に行けばショートシーズンからキャリアをスタートできるだろう。

8順目(全体234位): Cody Stubbs 1B 6'3"/215 1/14/1991 North Carolina  [ Video ]
アップサイドには乏しいが、パワーのあるシニアの1Bを指名。コンタクトには一貫性を欠くので改善が望まれる。Makeupに対する評価は高い。2009年のRed Soxの29順目、2011年にはNationalsの14順目指名と過去に二度ドラフトで指名されている。今回の場合はスムーズにサインまでこぎつけることが出来るだろう。

9順目(全体264位): Daniel Rockett OF 6'2"/200 11/9/1990 UT-San Antonio  [ Video ]
名前も特徴的だが、それよりも強盗で3週間の出場停止を食らったというエピソードのほうが気になる外野手を指名。プレイヤーとしてはアスリートタイプの素材で、ベストツールはパワー。スイングが長いためにコンタクトには難を抱えている。アームの強さはRF向き。傘下にも多い典型的な素材型でモノになれば面白いが、過度の期待は禁物。兄のMichael RockettはTigers傘下でAAAまで経験した後、現在は独立リーグでプレーしている。

10順目(全体294位): Alex Newman OF 6'2"/195 12/7/1992 Cypress College  [ Video ]
アスレチックな外野手を10順目で指名。ベストツールはプレミアム級と称されるスピードで、60ヤードダッシュのタイムは6.4 Sec。パワーとアームもMLBレベルに達する可能性を秘めているが、バッティングに関してはクエスチョンマークが付くとの評価。学ぶべきことが多く、プレイ時間を増やす必要がある。

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